モネロ(Monero/XMR)の購入のおすすめはどこ?取引所11選と手数料を比較

MONERO ロゴ

モネロが上場している取引所はたくさんありますが、その中でも日本人が利用しやすいおすすめの取引所をご紹介したいと思います。

1.【Binance】

Binance Logo
Binance公式サイトはこちら

代表者 Chang Peng Zhao氏
取引所の所在地 モナコ
取り扱いコイン数 モネロやビットコイン、BNBトークンなど140種類以上
取引手数料 0.1%(BNBトークン利用で割引き)

2017年夏に彗星のように登場した仮想通貨取引所です。

現在色々なところで応用されている、取引所オリジナルのトークンを使って手数料割り引き・新規上場コインの投票権としての利用などのシステムを作った先駆け的存在でもあります。

初めは中国本土にオフィスを構えていましたが、当局の規制が厳しくなっていくにつれて香港→マルタ→モナコと拠点を変えながらもサービスを継続しています。

メリット:
バイナンスを利用する上でのメリットは、充実したサービスを安全に利用できるという点ではないでしょうか?
バイナンスではBNBトークンを使ったサービスのほかにも、あるゆる仮想通貨のハードフォークを支持していくと発表しています。

実際に2017年にビットコインの分裂が連続した時には、全てのハードフォークコインをビットコインホルダーに配布し、爆発的に利用者数を伸ばしていきました。

また、金融機関での経験を持つスタッフも多いことからセキュリティ対策が強固なことも有名です。不正アクセスの攻撃を受けた時にも、コインを盗み出されることはありませんでした。

デメリット:
バイナンスは利便性の高い取引所ではありますが、難点を挙げるとすれば日本語に対応していないことでしょうか?

本当は日本進出も狙っていたようで一時は東京にオフィスを構えたり、日本語表示にも対応していたのですが、金融庁の規制が厳しくなってしまったことからそれも雲散してしまいました。

英語表記や中国語表示はできるので、使いやすい言語を選択して利用するのがおすすめです。

2.【OKEx】

OKEX LOGO
OKEx公式サイトはこちら

運営会社 OKEX FINTECH COMPANY LIMITED
代表者 Chris Lee氏
取引所の所在地 香港自治区
取り扱いコイン数 140種類以上
取引手数料 -0.1%〜0.1%

バイナンスと同じく中国本土でサービスを開始し、中国三大取引所のひとつとして人気でした。
しかしその後、他の取引所と同じように中国から拠点を移しています。

モネロの他にも取り扱いコインの数や通貨ペアも多いので、複数の銘柄を取引したい人におすすめです。
また、現物取引の他にも先物取引が利用できるのが特徴。

このように沢山の仮想通貨を取り扱っている大手取引所としては、珍しいパターンだと言えますね。

メリット:
OKExのメリットは、OKBというオリジナルトークンを利用して様々なサービスが利用できるという点がまずあげられます。

取引手数料の割引きや、取引所内で基軸通貨として使えるのでOKExをよく使う人にはかなり便利な存在のはず。

また、身分証明書を提出する本人確認をしなくても取引できるので、すぐにモネロを買いたい!という場合にも対応することができます。
(※もちろん本人確認を行うこともできます。)
デメリット:
OKExは中国当局の規制を受ける可能性があるのではないか?と不安視する声も少なからずあります。

特に最近の香港では中国本土の政府の影響力が強く、香港もその経済力の大きさに従わざるを得ない状況になりつつあります。

私たちは規制の厳しい中国本土とは違って、香港は自由度が高いというイメージもありますが近いうちにそんな状況は変わってしまうかもしれませんね。

3.【CRYPTOPIA】

CRYPTOPIA LOGO
CRYPTOPIA公式サイトはこちら

取引所の所在地 エストニア
取り扱いコイン数 600銘柄以上
取引手数料 0.2%

クリプトピアは、とにかく沢山の種類の銘柄が利用できる取引所です。
価格の低い草コインも多く取り扱っていることから、青田買いしたいユーザーから支持されています。
ただたくさん上場させているだけでなく、クリプトピアで人気になったコインはその後、バイナンスなどの大手取引所で取り扱われるようになることも多いんです。

そのため。まだ価格が安いうちから有望なものを見つけることができるので、有望な銘柄を他の人より先に保有することができるかも?

メリット:クリプトピアのメリットはその手軽さです。
本人確認も必須ではないため、いつでもサイトにアクセスすれば取引ができます。

サイトや取引画面も見やすくシンプルなので、ハイレベルすぎるとわかりにくくなってしまう人でも使いやすいはず。

デメリット:
クリプトピアのデメリットは、アプリなどがリリースされていないことです。

そのため、スマホから取引する場合はちょっと見づらいかもしれません。
また、日本語表示にも対応していると思いきやページが変わると英語だけの表示になったりと、対応が適当なのも気になります。

4.【Bithumb】

BITHUMB LOGO
Bithumb公式サイトはこちら

運営会社 株式会社BTCKorea.com
代表者 Kim Jae wook氏
取引所の所在地 韓国ソウル市
取り扱いコイン数 12種類
取引手数料 一律0.15%(クーポン利用で割引きあり)

韓国最大の仮想通貨取引所で、韓国国内で行われている仮想通貨取引の実に半数以上がこのビッサムで行われています。

海外からのユーザーも多く、日本語対応や中国語表示にも対応しておりサイトがある見やすいのが特徴です。
ただ、対ウォンのレートが平均よりも高いので韓国国内ユーザーのシェアが1番高いようです。

メリット:ビッサムのメリットは人気の取引所だけあって流動性が高く、取引が成立しやすいことだと思います。

また、日本語の対応スキルも高くサイト上の表示だけではなくきちんと日本語が喋れるスタッフが常駐しているのでなにかわからないことがあった時や、トラブルがあったときにも安心です。

デメリット:
以前、ビッサムでは取引所職員のパソコンをハッカーに狙われた過去があります。
韓国の議会や海外メディアの発表によると、北朝鮮の工作員が行った可能性が高いということでしたがこの不正アクセスにより数万人もの顧客データが盗まれて個人の資産が盗まれてしまいました。

もちろん現在はセキュリティを強化していますが、ユーザー個人個人の対策も必要です。

5.【Bitfinex】

BITFINEX LOGO
Bitfinex公式サイトはこちら

運営会社 iFinex Inc.
代表者 Jean・louis・fan・del・Velde氏
取引所の所在地 香港
取り扱いコイン数 60種類以上
取引手数料 Maker手数料 0~0.1%
Taker手数料 0.1~0.2%

Bitfinexは香港を拠点にサービスを展開している人気の取引所です。

現物取引だけでなく仮想通貨の信用取引(空売り)も利用でき、高いレバレッジをかけられることから人気の高いサービスです。

以前は懸念されていたセキュリティも、ロックをかけたり出金の際に秘密の質問に答えなければならないなどの対策をとって格段に強化されています。

メリット:
Bitfinexは世界中のユーザーが集まって取引を行っているので、契約成立する確率が高く自分が納得する取引がしやすいという点がメリットです。
ハイレバレッジの取引もできるので、大きな利益を狙いたい人におすすめです。

また、本人確認がいらないので思い立ったらすぐに取引を始められる手軽さも人気の要素のようです。

デメリット:
以前は普通にだれでも利用できたのですが、最近では利用条件が厳しくなってしまいました。

まずBitfinexで取引を始めるには、アカウントに1万ドル(約100万円)相当の資産を入金しなければいけません。

金額が基準を超えていればドルなどの法定通貨でも、仮想通貨でもどちらでも大丈夫なのですが個人で行う場合にはなかなか厳しいかもしれませんね。

また、テザー不正発行の疑いでアメリカの調査委員会から調査されている点も気になります。
今後の状況次第では利用できなくなる可能性も。

6.【Bittrex】

BITTREX LOGO
Bittrex公式サイトはこちら

取引所の所在地 アメリカ
取り扱いコイン数 200種類以上
取引手数料 一律0.25%

アメリカを代表する仮想通貨取引所のひとつが、このBittrexです。
たくさんの種類の銘柄を取り扱う取引所のパイオニア的存在で、現在のように中華系取引所が活躍する以前はこちらからPoloniexが海外ユーザーの定番でした。

多数の銘柄を上場させているだけではなく、運営がきちんと銘柄に対しての調査も行っているのが特徴です。
実態のないコインなどは上場しても廃止される可能性もあります。

メリット:
ビットレックスを利用するメリットは、取り扱いコインの多さではないでしょうか?
先日80種類の銘柄を上場廃止したことがニュースになりましたが、それでもまだ200種ものコインが取引できます。

日本の取引所は金融庁の規制が厳しいため、取り扱える銘柄も少ないです。
モネロの他にもアルトコインを取引したいという人に、ビットレックスはおすすめです。

デメリット:
ただ、気になる難点もあります。
それは環境が変化しやすいことで新規受付を突然長期間停止したり、取引できない国が決められたりしています。

これは取引所の意志というよりは、公的機関や政府の方針であることが大きいのですがトランプ政権はコロコロと方針が変わるので今後もルールが突然変わることも十分に考えられます。

7.【Poloniex】

POLONIEX LOGO
Poloniex公式サイトはこちら

代表者 Tristan D’Agosta氏
取引所の所在地 アメリカ
取り扱いコイン数 60種類以上
取引手数料 0%〜0.25%(取引額に応じる)

先ほどのBittrexのようにアメリカで長い間ユーザーに愛されている取引所が、このPoloniexです。

普通仮想通貨取引所の代表を務めるような人は、仮想通貨に詳しかったり、金融の経験があるという場合がほとんどなのですが創業したダゴスタ氏は、音楽家という異例の職歴を持っているのが特徴。

開設当時、これは大きなニュースとして取り上げられました。

メリット:
Poliniexはモネロや他のアルトコインを多数取引できる点が人気です。
また、ユーザーが取引したい金額によって取引手数料が変わっていくというユニークなシステムも。

取引するほど手数料が安くなるということで、Poloniexをメインの取引所として使っている人には嬉しいサービスですよね。

また、ユーザー間で仮想通貨の貸し出しも行えます。貸し出すユーザーは金利によって利益を得られるという内容です。

デメリット:
一方でデメリットは、取引環境ではないでしょうか?
Poloniexは英語表記のみでアプリもないので、今時のサービスと比較するとあまり充実しているとは言い難いです。

特に、スマホでも取引を行う人にとっては使いにくいと感じるかもしれません。

8.【Livecoin】

LIVECOIN LOGO
Livecoin公式サイトはこちら

代表者 SAID YUSIPOV氏
取引所の所在地 イギリス/ロシア
取り扱いコイン数 300種類
取引手数料 0.02%〜0.18%

日本ではまだあまり馴染みのない仮想通貨取引所ですが、これから注目される可能性が高い存在です。

特徴はなんといっても300種類以上の取扱銘柄で、このバリエーションはバイナンスよりも多いほど。
そのため、モネロや他のアルトコインもたくさん取引できるんです。

メリット:
Livecoinは、ポロニエックスと同じように取引高が高ければ高いほど取引手数料が割引されるという方式を採用しています。

上場銘柄も多いため、こちらをメインで利用する場合は手数料が抑えられるかも。

また、取引機能だけでなくゲームも利用できます。バイナリーオプションという丁半のようなもので、始値と比較して終値が下がっているか上がっているかに賭ける簡単なゲームです。

予想が当たっていれば分配金がもらえます。

デメリット:
Livecoinの気になるところというと、運営の情報がきちんとしていないことが挙げられます。

会社の登録自体はイギリスで行われていますが、登録者名がロシア系の名前であること・入金できる法定通貨がアメリカドル・ユーロ・ロシアルーブルであること(ポンドではなく)から、ロシア系の取引所であると見られています。

ただ、詳しくはわからない上に日本語表示にも対応していないのでトラブルがおこった時のことを考えると、あくまでもサブ的な使い方がいいでしょう。

9.【Huobi】

HUOBI LOGO
Huobi公式サイトはこちら

代表者 Leon Li氏
取引所の所在地 香港
取り扱いコイン数 90種類以上
取引手数料 0.2%

Huobiはかつて中国3大取引所のひとつと謳われた取引所です。
ただ、政府の規制が強化されたことを受け他社と同じように拠点を香港へ移して海外ユーザーをターゲットに営業を続けています。
シンガポールなどにもオフィスを持ち、アジア各国を中心にユーザーを獲得しています。

以前は日本進出も視野に入れ、SBIホールディングスと提携もしていましたがごく短期間で提携は解消されてしまいました。

メリット:
フォビのメリットは、取引所の機能が充実している点ではないでしょうか?

というのも、中華系大手取引所としては珍しくレバレッジをかけた取引ができたり、ハードフォークしたコインの配布がいち早く行われたりするなど中級者以上のユーザーも満足できるサービスが利用できるからです。

モネロはレバレッジ取引に対応していませんが、複数アルトコインが利用できます。

デメリット:
フォビは取引手数料が一律で0.2%と、最近の平均よりも高く設定されているのが気になります。
取引所オリジナルのHTトークンを使っても最大半額で0.1%とやっと平均並み。

短期トレーダーで毎日頻繁に取引する人にとっては、ネックになりうるのでは?

10.【HitBTC】

HITBTC
HitBTC公式サイトはこちら

運営会社 HIT Solution Inc.
取引所の所在地 イギリス/香港
取り扱いコイン数 230種類以上
取引手数料 -0.01%〜0.1%

HitBTCは、2013年に開設された仮想通貨取引所です。
取引所としては長い経歴を持っていますが、その詳細はベールに包まれたまま。
会社の登録自体はイギリスであるため以前は、イギリスの取引所として紹介されることが多かったのですが中国語対応していたり、分裂コインの配布が早い点などから香港に本部がある中華系取引所なのではないか?と言われています。

メリット:
HitBTCは取り扱い通貨が多いのが特徴です。
モネロなどの人気のアルトコインも多数取り扱っていますが、ハードフォークされたコインやICO直後のトークンもいち早く配布するなど他の取引所では購入しにくいマイナーなコインも取引することができます。

また、チャートや注文画面も見やすく分かりやすいので、初心者も使いやすいのがポイント。

デメリット:
HitBTCのデメリットとして、運営会社の情報が不透明なことが挙げられています。
運営会社のHIT Solution Incは、取引所事業以前の経歴がよくわからないままになっています。
HitBTCは以前ハッキングの被害にあったこともあり、トラブルが起きた時にきちんと対応してもらえないのではないか?と不安に思うユーザーも少なくないようです。

また、日本語表示には対応していないので英語が中国語で閲覧する必要があります。
ブラウザの翻訳機能を使うこともできますが、細かい点などは自分で調べなければならず手間もかかるでしょう。

11.【UPbit】

UPBIT LOGO
UPbit公式サイトはこちら

運営会社 イ・ソクウ
代表者 Dunamu Inc.
取引所の所在地 韓国ソウル市
取り扱いコイン数 130種類
取引手数料

UPbitは韓国国内でも最大手の取引所の1つです。
メッセージアプリのカカオトークのグループ会社が運営している点から、資本力やサポートの充実などにおいて高く評価されています。
なぜメッセージアプリの会社が取引所を?と思う方もいるかもしれませんが、実はカカオトークはフィンテックやブロックチェーンの研究所を設立しているほど。

取り扱い通貨の多さは韓国でも1番ですが、アメリカの大手取引所のBittrexとパートナーシップを結んで開設されたのも影響しています。

メリット:
Upbitはチャート画面が見やすく、アプリもリリースされているので使い勝手がいい取引所です。
家でも出先でも、思い立った瞬間に取引できるので

デメリット:
Upbitの難点は、韓国在住の人しか利用できないことです。
日本を含めた外国からのアクセスは利用できないので、韓国人の人や韓国居住者のみがアカウント登録可能です。

サイトのUIやアプリも使いやすいのにとても残念ですね。

Coincheck

まとめ

今回はモネロが買えるおすすめの取引所について解説しました。

それぞれの取引所をご紹介することで、
・モネロはアジア系の取引所に多く上場している。
・取引所によって手数料や取引方法が異なるので自分の目的にあったサービスを選べる。
・日本語表示してないところもあるので、利用には注意することが大切。

ということが分かったと思います。
気になる取引所があったら、公式サイトをチェックしてみてくださいね。