テザー(tether/USDT)今後どうなる?特徴・将来性まとめ

テザーって、どんな仮想通貨なの?

もしかしてあなたは、仮想通貨テザーに密かに期待していませんか。

テザーは、安定した投資先と言われており、仮想通貨の中では低リスクと言われています。

しかし、ここ最近はテザーにまつわる様々な疑惑が浮上しているため、最低限知識を蓄えた上で投資の判断をしていただくことをお勧めします。

この記事を最後まで読んでいただければ、テザーについて詳しく知っていただけるでしょう。

BITPOINT

1.特徴

テザーは、tether社が発行する仮想通貨で、通貨名はUSDTと表記されます。

この記事ではわかりやすくするためテザーと表記します。もし購入を検討される際はUSDTと表記されることを注意しましょう。

テザーの特徴は以下の2つです。

特徴

・米ドルと連動する

・テザーにまつわる疑惑

順番に見ていきましょう。

1-1.米ドルと同じ価格になる

ドルとテザーは価格が連動する

テザーの一番の特徴は、その価格が米ドルと連動することです。米ドルの価格は、110円です(6/17現在)。その場合、テザーの価格も110円となります。

価格の連動は、ペッグと表記されることがあります。ペッグという言葉は仮想通貨だけでなく、その他の金融商品を調べる時によく出てくるので覚えておくと良いでしょう。

ペッグとは?

固定相場制のこと。自国の通貨を他の通貨(円、ドルなど)の価格と連動させる。本来は、開発途上国がつながりの深い大国と価格を連動させることで、自国の通貨の価格を安定させるために採用された。

1-2.疑惑

テザーの一番の特徴は、米ドルと価格が連動することと述べました。しかし、そんなテザーにまつわる疑惑が2つ存在します。

1-2-1.流通額と同額の米ドルを保有していない?

テザー社は米ドルを保有していない?

米ドルと連動するということは、いつでも米ドルと同じ価格でテザーを交換することができるはずです。そのため、テザー社は市場に流通しているテザーと同じ量の米ドルを保有していることが必要条件です。

しかし、テザー社がテザーの発行量と同量の米ドルを保有しているかが疑問視されています。

Twitterやraddit、そして1月に開催されたビットコインカンファレンスではテザーの発行量と同額の米ドルを保有していることを証明するように求められましたがその要求に答えていません。

これはおよそ半年経った現在でも明らかにされておらず、疑問が深まるばかりです。

1-2-2.ビットコインの高騰はテザーが操作?

テザーによってビットコインは高騰した?

さらに、6月13日にはテキサス大学のジョン・グリフィン教授が論文で「テザーはビットコイン相場の安定と操縦の両方の目的に利用されたと考えられる」と述べている。

つまり、昨年末に起こったビットコインの価格高騰はテザーを使って引き起こされたのではないかという問題提起です。

さらに、「市場の不正や操縦があれば、データに形跡が残る。データを追跡すると、操縦があったとの仮説にかなり整合する」とも述べており、市場全体に激震が走りました。

これに対し、tether社のCEOバンデルベルデ氏※1は「テザーが価格操作や価格押し上げに利用されたということはあり得ない」と反論しています。

※1バンデルベルデ氏はbitfinexのCEOを兼任。

※参考:https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-06-13/PA9TKO6K50XU01 

2.将来性

これまでテザーの将来性を見てきました。多くの疑問が浮上していますが、明るいニュースも存在します。ここからは将来性を見ていきます。

テザーの将来性は以下の2つです。

将来性

・仮想通貨市場を支える

・取引所クラーケンが取り扱い開始

順番に詳しく見てみましょう。

2-1.仮想通貨全体を支える

テザーが仮想通貨を支える

多くの疑問が渦巻くテザーですが、需要は大きいです。

その理由は、中国人の存在です。中国では仮想通貨の規制が厳しく、気軽に人民元を使った仮想通貨の取引ができません。そのため、多くの中国人はテザーを介して仮想通貨の取引を行なっています。

仮想通貨の現在の価格は中国人が支えている部分も大きいです。さらに、すでに資産のほとんどを仮想通貨に変えている人もいるため、簡単に規制できません。

テザーも同じように、仮想通貨の市場を支える中国人の資金流入をテザーが担っていると言えるため、テザーを規制することが難しくなっていると言えます。

2-2.クラーケンが取り扱い

クラーケンがテザーを取り扱い開始

テザーは、クラーケンという仮想通貨取引所が取り扱っています。

クラーケンは、上場する仮想通貨を取引が始まる前までに精密に調査することで有名で、CEOのポール氏は「取り扱っている通貨はほぼ間違いなく詐欺ではない」と述べています。

この発言は、間接的にテザーも安全な通貨であると述べていることになるため、注目を集めました。

3.まとめ

テザーの特徴と将来性をまとめると以下の通りになります。

特徴

・米ドルと価格連動

・2つの疑惑が存在

将来性

・仮想通貨市場を支えている

・クラーケンが取り扱い開始

テザーは、かなり大きな需要が存在しています。需要が伴う仮想通貨は現段階では稀であるため、有用な仮想通貨であることは間違いありません。

しかし、一方で疑惑も存在しており、さらにその疑惑が釈然としないまま時間だけが経過していると言えます。

需要と疑惑が同時に存在しているテザー。疑惑が晴れれば、仮想通貨市場全体にとって良いニュースになるでしょう。

仮想通貨への投資を検討しているのであれば、テザーの動きを注視していると良いでしょう。

4.購入方法

テザーを日本で取り扱う取引所はありません。そのため、日本の取引所でビットコインを購入し、海外の取引所にビットコインを送金してテザーを購入する必要があります。

  1. 国内販売所GMOコインでビットコイン(BTC)を購入
  2. 海外取引所のバイナンスのアカウント登録
  3. バイナンスでビットコインアドレスを生成
  4. GMOコインバイナンスのアドレスへ送金
  5. バイナンスにてビットコインでテザーを購入

GMOコインは海外への送金手数料が無料ですので、どれだけ送金しても無駄な費用がかかりません。

ただ、GMOコインはスプレッド幅が少し大きいので、何度も売買するのではなく、まとまった金額の仮想通貨を購入するようにしましょう。

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